無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ぶつぶつと話すと和也にため息をつかれる


真ちゃんって大人だけど
たまに、あー俺より年下なんだったって気づかされる。

「なんつー顔してんだ。真ちゃん、考えすぎ。そんなんなら試してみる？俺が本気で口説いて、純平と付き合うから、お前のとこに戻ってくるか。こないか。」

「こなかったら、どーすんだよ。」
「お前が必死こいて俺から奪えばいーだろーが。」
「その間にあいつのこと押し倒していい？」
「ダメに決まってんだろ。一応、俺と付き合うって設定なんだから。」
「わかった。過呼吸の理由、忘れずにきけよ？」
「あぁ。じゃー、俺が左手あげたら降りて来てねー。」

そう言って和也は部屋に入って行った

純平、俺が好きだよな？
俺をお前が選んでるんだよな？

待て。

勢いでたまってたこと言っちゃったけど
あいつはペットなんだ

どっちを選んでも
どの答えでも

最後は調教してやる

いや、それ以前に和也を選んだ時点でお仕置きだ

なんだ悩むことなんてなかった


俺のこと振り回すな
さ、隠しカメラと盗聴で中の様子を伺いますか