
S×強気で恋になる
第47章 俺の甘え方
そのあとポツリポツリと話し始めて
悲しくて悔しいと、泣き出す純平を抱きしめていた
なるほどな・・・
それは落ち込むな・・・
「毎日送ってやるから。な?安心しろ。お前そんなに思うまで我慢すんな。なんで俺にすぐ言わないんだ。」
「・・・おこられ・・・っんる、から・・・」
「・・・んなことねーよ。お前酔っ払いすぎだ。泣きやめ。男が泣いて恥ずかしいだろ。」
酔っ払うと感情表現が激しくなるからなー・・・
にしても、ふざけんな!!
誰だ俺のペット泣かせたやつは!!
くっそやろー!!!
今度一緒に電車に乗って捕まえてやる!!!
「落ち着いたか?」
そう言いながら涙を拭ってあげる
「なぁ・・・すき?俺のことすき?」
必死に聞くんじゃねーよ
俺はお前のこと捨てねーから・・・
「当たり前だろ。ほら、楽しいことしよーな?」
「・・・・・・うんー、なにするのー?」
「来て。ここに制服あんだろ。これ着て?」
クローゼットの中の袋を手渡す
「あははー、女のやつだー。これ着るだけで楽しくなんのー?」
「うん。俺がな。早く着ろ。その袋の中にあるブラジャーもしろよ?」
「あははー、わかったー!おもしろいなー、これセーラー服ー?んー、ブラジャーとめてー」
ぶっ!!!
と呑んでいたワインをふく
可愛い
ムービー撮らなきゃ
カメラをもって近づくと片手でブラに苦戦している姿があった
お前シラフになったら
自決するレベルだぞ・・・
「それ左は肩紐通さなくていいから、貸して。そうそう、こーして、・・・お前ガポガポだな。何カップだ?」
「だって、俺胸ないもんー。いーだろー、やめてー、はずかしいーからー、」
「パンツこれな?で、制服これ。あと一人でできるだろ。出来たらリビング来いよ?」
「これで面白くなるー?わかったー、待っててー」
リビングに戻りソファーにドガっと座る
やべぇ・・・俺の半勃ち・・・
あいつのセーラー服姿
絶対可愛いぞ
酔っ払ってるせーで
わけわかってねーし
アホだな、ほんと、笑える
お前のために特注したんだ。
オッサンを楽しませてくれよ?
そう思いながら出てくるのを待った
