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S×強気で恋になる

第47章 俺の甘え方


「あははー、でねー、かいしゃのねー・・・聞いてるー?しんいちー!」


きた・・・
弾丸トーク。

これ始まると長いんだよな
こんなに、聞いて欲しいこと溜め込むまえに言えっーの。

「聞いてる。返事したろ。その話は終わりか?」
「うん。あ、あのさー、この前さ、コンビニでさー・・・」

元気になったのか?
俺が調子狂うから、そーゆー落ち込んだりとかすんな。お前にめちゃくちゃ気を遣ってエッチできねーで、俺ハゲそーだ。

「で、あれ?なんの話だっけー?わかるー?」
「コンビニのなんかじゃなかった?」
「・・・ちげーよ!!今は会社の売店の話だろ?!ほらー、俺の話聞いてねぇ。しんいちばーか。」

酔っ払いのくせに
話ぐだぐたのくせに
カマかけてんじゃねーよ!!!

お前の話なんてどーせお菓子の話とか、ガキの発見みたいな話だろ。
お前が医学とか、運動生理てきな話したらめちゃくちゃ聞くけどな。

「んー、しんいち、聞いてる?なぁ、聞いて・・・」
「待った!泣くな。聞いてるから。な?こっちこい。」
「うん。よかったー。お前の膝座っていいー?」
「うーん、床座れ。膝の上にくると煽られる。」
お前のチンコ揉みたくなるだろ

そう思って呼んだものの、俺が足を組んでるところに座らせると、顎を膝の上において上目遣いで見られる

犬みてぇ・・・
こんど犬プレイしよーな?

そう思いながら頭を撫でた

「機嫌直った?」
「えー、あはは・・・なぁ、明日送ってー」
「は?俺明日は、夕方から夜まで勤務なんだ。悪いけど電車でいけ。それに、お前が車だと部長に怒られるーとか言ってなかった?」
「いや!お願い、送って、お願い・・・しんいち、」
「はぁ?いきなり可愛くなったな。電車嫌なのか?」
「・・・いや、も、乗らないから、お願い・・」

なんだ突然。変な奴だな。
落ち込んでた原因・・・電車か?


「純平俺の目みて。電車でなんかあったろ。」
身体がビクッとなって、じっと見つめていた目がキョロキョロと泳ぐ

わかりやすい・・・

「下向いてないで何があったか話せ。送ってやるから。な?」
「・・・怒らないー?」
「うん。ほら、このグラスワイン飲み干して、・・・言え」
ゴクッゴクッとワインを一気に呑む
その勢いで言え。
そんで、2日も我慢させるな
早くヤるぞ。

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