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S×強気で恋になる

第42章 2人での買い物


そうこうしていると料理がきた

「うわ・・・うまそー!!やべーな」
「ねー、美味しそう。朝からパンケーキ、昼もパンケーキ、やばいね。」

雅史と2人でテンションが上がっている純平を見る。


和也と目が合う

だよな・・・
言いたいことは分かる

甘ったるそーで、まずそうだよな
甘くて甘くて、こんなの食えねーだろ

しかも朝もお前に合わせてパンケーキ
昼もパンケーキ

病み上がりだぞ、俺

栄養考えろよ!!

ま、いっか・・・
純平笑ってるし


パクッと食べると純平が俺を覗き込む

「・・・うまい?」

かわいいな

「・・・まずい。」

「はぁ!?なら食うな!!あ、和也も!!んな、まずそうに食うなよ!」
「まずくはないよ?ただ、30過ぎると甘いもの欲しくならねーんだよ。お前と雅史はゆっくり食べろ。」

「・・・真一それ食ったら薬飲めよ?」

こいつ車乗る前も、なんだかんだ心配してくれるんだな。今すぐ押し倒したくなるだろ。

「・・・それ一口くれ。あーんして。ほら。」
「!!やだよ、雅史からもらえ!」

ヴヴヴゥンンンンーー!!

「んっ・・・くっ、やめ、わかった、から!!・・・ほら、口開けろ。」

2人見てるし・・・
恥ずかしくて死にそう
なんでこんなことしなきゃならねーんだ

しかも、こいつコレまずいって言ったくせに・・・

ひだりでこんな高くあげんの無理・・・
手が震える


「真ちゃん、無理さすなよ。手震えてるだろ。左手であーんは、難しいって。なぁ、雅史。」
「和にぃ、空気読めよ。それいったら、ごもっともだけどさ、今そーゆー状態じゃなさそーだけど」

ヴヴィィヴヴィィインンンンーーー!!!

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