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S×強気で恋になる

第80章 真一のバカ

「気持ちよかった?」
「っ、るせ・・・・こんなとこで、・・・」
「思い出思い出。最高に可愛かったけど?」
「悪趣味だろ・・・疲れた・・・」
「タピオカ増量で買ってやるから、文句言うな」
「・・・クレープも」
「いいよ」

そう言いながら
体をティッシュで拭いてあげる

「・・・たこ焼き食べたい」
「たこ焼きな」

ついでに下着を履かせて
脱力する純平のズボンをあげる


「・・・みたらし団子も」
「・・・はいはい」


ジャケットの襟を戻して
純平を立たせると
純平が恥ずかしそうな顔をした


「一人で着れたのに」
「お前が食いもんのことばっか考えてたからだろ。行くぞ、タピオカ買いに」
「たこ焼きとみたらし団子もな!?な?!あ、あとクレープ!!」
「我慢しろ。女か。太るぞ」
「体力使ったんだろ?!俺太る体質じゃねーよ!」
「タピオカ買ってやらねーぞ」

そう言って前を歩きながら
真一が後ろに手を伸ばすから
俺は人がいないのを確認してから
その手を後ろから握った





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