
S×強気で恋になる
第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹
「ね?可愛いでしょ?純平、もっとにゃーって言って」
「えー・・・にゃー・・・・」
「ちょ!!!足にスリスリすんな!!っーか、しっかりしろよ!!」
そう言ってしゃがんで純平の肩を持つと
純平が尻尾を手でつかんで
それを俺に向かって振ってくる
・・・・・バカ
・・・バカ可愛いことすんな!!!!
思いもよらない可愛さで
つい乳首を押しながらキスをしようとする
「・・・・や、やだ・・」
「にゃーだろ?にゃーって、ほら言え」
「・・や、だっ・・・」
「なんで俺が言うと嫌なんだ。殺すぞ」
そう言いながら軽くキスをして
また立ち上がる
純平は口をゴシゴシしていた
それに腹立ちながらも、無視して
片瀬の方を向いた
「で、和也は着たのか?」
「藤間が記念に絶対着せるって、はりきってたよ。俺も着替えてくるねー!!」
「お前のは見たくねーな」
「岡崎さんの鬼!!あと純平よろしくね」
「悠二に純平と酒飲んで浮気してたって言っとくからな」
「ちょ!!!それダメだって!!」
「うるせー。悠二にお仕置きされてろ。」
そう言うと、片瀬がため息をつきながら
着替えに行く
ため息つきたいのはこっちだ
そう思いながら床を見ると
純平が足に引っ付いたまま
上目遣いで俺を見ていた
「・・・・・にゃーは?」
「・・・・・いや・・・」
「あっそ。なら俺から離れろよ。スリスリすんな!」
「・・・なんでー・・・・なんでだにゃー・・・・」
そう言って、ほっぺを俺の太ももにあてる純平を見る
「眠いんだろ。目が起きてない。」
そう言いながらも
俺は純平が可愛すぎて
檻に閉じ込めたくなった
