
S×強気で恋になる
第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹
夜になって急に連絡が来たと思ったら
ゾロゾロと・・・・・
俺と純平の愛の巣に
大男が何人も!!!
そう思いながらイライラしていた
悠二のサプライズパーティだぁ?!
んなもん、どーでもいいんだよ!!!
寝室の扉をチラッと見るが
純平に朝めちゃくちゃして、最後泣かせすぎて
大っ嫌いって言われたままで
それからずっと寝てる純平にも
イラついいた
「岡崎。純平は?」
「・・・風邪で寝てる」
「純平大丈夫か、様子見てくる」
そう言って寝室へ歩き出す和也の腕を掴み
藤間が引き止める
「風邪がうったら大変だろ。行くのだめ」
「はぁ?おたふくでしょ?俺抗体あるし」
「・・・嫉妬するからだめ」
「はあ?」
そんなやり取りをする2人にため息をつきながら
俺は何やら準備している片瀬に近づいた
「っーか、なんで俺ん家なんだよ!!悠二の誕生日なんだから、お前ら2人でやれよ。純平まだ熱あるの知ってるだろ」
「さっきみたら、まあそこそこ下がってたから平気でしょ。ただ腫れてたけどね。それよりさー、みて、猫耳とねー尻尾!この猫のコスプレして喜ばせよーてきな?!」
「コスプレ好きだな。・・・・」
「あー、ほら、今思ったでしょ?絶対純平に合うって!この着ぐるみの猫手もブラジャーもモコモコパンツも!!和也さんも着てさー」
「和也は無理矢理着せなきゃダメだろーな。純平はー・・・」
あーでも熱あるし
そう思ってると、悠二のためによっぽどサプライズを盛り上げたいのか、片瀬がすげー悪い顔をした
「酔っ払わせたら自分から着るでしょ、純平は。とりあえず、和也さん!ちょっと藤間呼んできて」
「・・・俺をパシるな。」
そう言いながらも、藤間を呼ぶ
俺はその足で、純平の様子を見に寝室へ行った
