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S×強気で恋になる

第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹


ぼーっとしてたら真一がトマトリゾットを
トレーにのせて持ってきた

「食べれるだけでいいから」

そんなことを言って俺にスプーンを渡す真一を
俺は凝視していた

「・・・なに?」
「・・・すぎる・・・・・」
「は?」
「優しすぎる!!!俺なんかした?!怖いって・・・謝るから・・・・!!」
「さすがアホだな。俺はいつもと一緒だろ。変わったのはお前だと思うけど」

そう言って俺を軽くパンチして
真一が部屋を出て行く

いつものドス黒いオーラじゃなくて
なんか逆に怖かった

トマトリゾットに対しても
媚薬とか入ってんのかな?って
疑いまくりながら食べていた

結局美味しくて変な匂いしなくて
そんなに食欲がなかったから
ちょっとしか食べれなかったけど

優しい味がして
すげー身に染みた

なんか・・・・もしかして俺たち
今いい感じなのか?

やっとその答えにたどり着いたとき
また扉が開いた


「純平さ、痛くされんのと酷くされるのと気持ち良くされるのと優しくされんの、どれがいい?まだ時間あるから遊ぼうぜ」
「!!!!っ、俺まだ・・・熱あるし・・・!!」
「38℃くらいでHしたって死なねーよ。俺は医者だぞ」
「整形外科だろーが!!や、っ、近づくなって!!」
「いちいち大声出すなよ。で、どれがいいわけ?」


っ、首もほっぺも痛いのに

せっかく今俺
いいこと考えてたのに

なんでこいつはヤることばっかなんだよ!!!!


エロ親父!!
鬼畜魔!!!


こいつに貞操帯つけてやろーかな

そんなことを考えながら
体を起こして逃げようとすると
あっさり捕まってしまう

再びベットに押し倒された
俺の上で真一がニヤついた


「・・・お注射しましょーねー」
「!!!!!!!!!!」

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