
S×強気で恋になる
第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹
なんか寝苦しくなって目を開ける
と窓際に押しつぶされてる純平に
思いっきり身体を預けていたことに気付いた
っ、うぉーー!
まじか・・・
俺、純平の肩借りてた?
すげー・・・・
なんつーか、この天邪鬼ツンデレガキ野郎の肩を借りてたなんて大袈裟だけど、感動・・・
そう思うのと同時に
隅っこ大好きな細い純平でも
さすがに寝苦しそうだったから
とりあえず元の位置に戻る
周りを見てもグリーン車は
そんなに混んで無くて
人の目も特に気にならなかった
純平タイツ誘ってる・・・
ワンピースから覗いた太ももは
華奢で、でも骨骨しい感じもなく
ちょうど良くて撫でたい感情に襲われていた
はぁー・・・・
落ち着こ、俺
なんか飲むか
そう思いながら、さっき純平が喉乾くかな?って思って入れた方のネットに目をやるが水はなくて
俺の方に入っていることに気付いた
開封してある
・・・・こいつ起きてたのか
どっかのCMみてーに
間接ちゅーしてみ
とか言わせてーなぁー
そんなことを思いながら水を飲み喉を潤す
チラッと純平を見ると
さっきまで閉じていた口が少しあいていて
間接キスしてみ
いや、口移してみ
完全に俺の独りよがりな妄想なんだけど
そう言ってるみたいだった
なんもしねーかわりに
こんくらいのイタズラなら大丈夫だろ
そう思いながら、水を口に含ませて
純平の顔を少し上にあげる
寝ぼけてるのか
俺が無理矢理顔を上げたのが鬱陶しかったのか
それはわからないけど
純平は少しだけ、手を離せって頭をふった
しばらく顔を見ていたら
だんだん口を閉じてきたので
あいてるうちにガッツリ俺は唇を頂いていた
