無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

扉があいたから、タオルを腰にまいたままパタパタとそっちに行く

「犬みてーだな。おいで、いい子してやる」
「・・・・・別にんな意味じゃ・・・っーか、服！お前全部片付けたろ！！」

そう言って、真一に詰め寄ると
ニヤっと笑って大袈裟に切り替えしてきた

「おー、それは困ったなぁ！ちょうど、ここに服あるんだけど、それ着て帰るか！」
「は？・・・服？んだよ、・・・いっとくけど下着もねーからな」
「買ってきた。心配すんな。ほら、これブランドのやつだから雑に扱うなよ？」

ったく、

真一が渡す紙袋をのぞくと
黒か紺のダッフルコートみたいなのが見えた

ため息交じりに、バスルームに行く

いつもはここで着替えろよ、とか言うのに
真一はニヤつくだけで何か変だなーって思ってた


バタンっと部屋に入り
袋を開ける

このブランド見たことねーな・・・・
っーか、紙袋が高級感あるけど仕様が女っぽい・・・


コートだろ

袋からコートを出しながら
中身を確認していると
絶叫するものが入っていた

「！！！！おい！！！！！ふざけんな！！！！」

タイツとワンピースと女もんの下着
女もんのバックにブーツ

ネックレス

・・・・・ローター・・・・・・・・・・



あいつは俺をどーしたいんだよ！！！