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S×強気で恋になる

第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹


あったかいお風呂に浸かって
十分あったまってから
風呂場を出る


風呂すげー好き・・・
気持ちいい・・・


そう思いながらタオルで体を拭いていると不思議なことに気づく

あれ?
俺持ってこなかったっけ?

下着がねぇ・・・

っーか、ガウンもねぇ


・・・・・。

また真一がなんかしたなー!
あいつたまに小学生みてーだし
あいつの中での中学生が大暴れしてるときあるからな。


ったく・・・・・


適当に腰にタオルを巻いて
バスルームを出る

真一!

っと呼びながら出たのに
部屋には誰もいなかった



あいついねーし・・


あ?鞄もねぇ。
財布もない・・・


携帯・・・だけあるな・・・


どこいったんだよ
そう思いながら、ベットに倒れこむ

他にすることねーし
っーか、裸でできることねーし


んーっと寝転ぶと
シーンとした部屋でなんとなく
居心地が悪かった

和也と藤間に部屋の内線をしよーかな
って思ったけど
お取り込み中かもしれないと思うと
それもできなかった


てゆーか、あいつらいつから
あーなったんだろ?

本人からも真一からも聞いてないけど
そーゆーことなんだよな?

和也がなんか
そーなるのかぁ・・・


でも、和也とか藤間とか身近にいたら
俺が変ってる気がしなくて妙に安心する

安心よりも

俺ばっか意地はってる気がして
なんかかっこ悪い・・・


俺も真一と・・・・
向き合って


あいつのこと俺も幸せにしてやらねーと



俺といるから幸せだって
俺がいるからいいんだって


そう思ってもらいたい


そう思いながら、ぼーっと天井を眺めていると
部屋の扉があいた

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