テキストサイズ

S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!



純平を抱き上げると
目をしょぼしょぼさせていた

赤い顔しやがって・・・
お前、飲み過ぎ・・・

そう思いながら、
奥の部屋のベットに純平を寝かせる

純平は眠気から覚めたのか
ニコニコしていた

「・・・・・横山純平さーん」

隣に座って純平に聞くと
大きな目がキョロっとこっちを見る

「んー・・・・・はーい・・・」

・・・はーい、じゃねぇよ
そう思いながら、前髪をかきあげて
おでこに手をあてる

「熱ないぞー・・・?ぎゅーして・・」
「してやんねぇ。俺怒ってるからな。甘えやがって」

そう言って、おでこから手を離すと
純平が両手で俺の腰を抱きしめる

「えー・・・なんで、・・なんでー・・?」
「和也にキスマークつけたろ。俺にもつけたことねーのに。俺につけろよ、ほら、つけ放題だ」
「えー・・・眠い・・・・・」
「あっそ。寝ろ寝ろ」
「やー・・・どこ行くの?・・・俺も・・・」
「いいって。」

酔っ払ってる純平は嫌いだ
可愛いけど全然覚えてねーし

振り回される

そう思いながら半泣きの純平を部屋に残して
着替えに和也たちがいる部屋に戻る


と、俺の兄貴が縛られていた



ストーリーメニュー

TOPTOPへ