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S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!

「・・・・・和也・・俺、行ってくる、から、・・」
「・・・・・。一発殴らせろ」
「立てないくせに。あんま無理すると腰にくるよ?」
「誰のせーで!!!っ、あ・・・ん・・・・」
「エロいね、和也もう一回したくなる」
「腰痛いんだよ!!俺のこと縛りやがって・・・っ、ぃて・・・っ」

そのままシーツに顔をうずめる

両手両足を括られ
身動きがとれない状態で
何度も何度も犯されて
初めて味わう痛さに俺は、半ば泣き叫んでいた

正常位だけならまだしも

・・・バックや座位が
あんなに深く刺さるって知らなかった

っ、くそー・・・
全然気持ち良くねーじゃねーか


そう思っていると、藤間が俺の横に座った

「・・・初めてだから優しくしたかったのに、和也があんまり可愛いから、つい。・・ごめんな。痛かった?」

そう言って手を繋がれると
俺の心臓がおかしくなる

「っ・・・痛かった・・・・・」
「俺は和也のおかげで、すげー気持ちよかったから、次は気持ちよくしてやる。泣くなって」
「っ、泣いてねーよ!!っ、あ、!!!・・・・んー・・・」

ぐっと動こうとすると
腰が痛いのか和也は何度も呻いていた

いつもは世話焼きで
岡崎に説教したり純平に優しくしたりしてんのに
ビシッとスーツ着て、付け入る隙を与えないのに


そんな和也を抱きしめたら
俺に手を回してきて
一瞬だけど、すげー嬉しそうな顔をして

守ってやりたくなる

「和也。岡崎と出かけていい?」
「っ、勝手にしろよ」
「・・・・セックスした後に一人にさせるって嫌なんだけどさ」
「・・・俺の心配すんなって。俺はいいから、真ちゃんと楽しんでこい。・・・な?」

そう言うものの、
プイッと和也が他所を向いたのを
俺は見逃さなかった

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