
S×強気で恋になる
第64章 お前といるから
息が・・・苦しい・・・っ!!!
はっと目を開けると
真一が俺の口を塞いでいた
「ちょ、なにして、・・!!」
「なにってこっちのセリフだ!!起きたらあっちこっちに絆創膏貼ってあるわ、勝手になんか縫われてるし、どーなってんだ!!!」
「え?・・・って、包帯は?!痛々しい傷跡見せるな!!」
「痛々しいんじゃなくて、下手くそだろ!何かあったら、お前の頭も縫ってくれた藤間に処置してもらうって決めてたのに、それをお前!誰に俺の体触れさせた!!」
「はあ?!うるせーな、血がでてたろ!!せっかく人が心配してやってんのに、馬鹿かお前は!」
「馬鹿はお前だろ!!傷じゃなくて、血がついてるとこ全部絆創膏貼りやがって!!熱あったんだから大人しく寝てろよ!!馬鹿」
も、謝ろうと思ってんのに
こいつ朝からムカつくなー!!!
目が熱くなって涙がでそうになるのを必死にこらえる
「あ、ほら泣けよ。ばーか。だってよー、見ろよこんなに絆創膏貼ってあるし俺はタフなんだ。」
「お前なんか知らねぇ!」
そのまま布団をかぶると
真一に抱きしめられる
「・・・でも、すっげー嬉しかった。ありがとうな、しんどかったろ?純平、ヘソ曲げんな」
チュッ、チュッ
っと髪の毛やうなじにキスを落とすと
純平がガパっと起きあがる
目には涙がたまっていた
「ヘソ曲げてねーよ!!だって、・・・不機嫌くん、・・取り返してきて、・・くれたんだろ?・・傷だらけだったから、・・・真一・・ごめん」
こんなに素直に謝られると思わなくて
俺は正直驚いていた
くそー・・・
こんな泣きながら謝らせるくらいだったら
最初から、意地悪言わなきゃよかった
たまにめちゃくちゃ素直になるからなー
調子狂うな
「・・・心配した?」
「・・・した。・・・血が出てた・・」
「俺に何した?」
「え?・・消毒して、絆創膏貼ったり、医者呼んで縫ってもらったりした・・」
「消毒する前、お前の手洗った?」
「・・・・・・」
別に洗ってねぇくらいで、こんな引っ掻き傷から
何か雑菌が、とかあるわけねぇ
ただお仕置きする口実がほしくて
自然に俺は純平を追い詰めていた
はっと目を開けると
真一が俺の口を塞いでいた
「ちょ、なにして、・・!!」
「なにってこっちのセリフだ!!起きたらあっちこっちに絆創膏貼ってあるわ、勝手になんか縫われてるし、どーなってんだ!!!」
「え?・・・って、包帯は?!痛々しい傷跡見せるな!!」
「痛々しいんじゃなくて、下手くそだろ!何かあったら、お前の頭も縫ってくれた藤間に処置してもらうって決めてたのに、それをお前!誰に俺の体触れさせた!!」
「はあ?!うるせーな、血がでてたろ!!せっかく人が心配してやってんのに、馬鹿かお前は!」
「馬鹿はお前だろ!!傷じゃなくて、血がついてるとこ全部絆創膏貼りやがって!!熱あったんだから大人しく寝てろよ!!馬鹿」
も、謝ろうと思ってんのに
こいつ朝からムカつくなー!!!
目が熱くなって涙がでそうになるのを必死にこらえる
「あ、ほら泣けよ。ばーか。だってよー、見ろよこんなに絆創膏貼ってあるし俺はタフなんだ。」
「お前なんか知らねぇ!」
そのまま布団をかぶると
真一に抱きしめられる
「・・・でも、すっげー嬉しかった。ありがとうな、しんどかったろ?純平、ヘソ曲げんな」
チュッ、チュッ
っと髪の毛やうなじにキスを落とすと
純平がガパっと起きあがる
目には涙がたまっていた
「ヘソ曲げてねーよ!!だって、・・・不機嫌くん、・・取り返してきて、・・くれたんだろ?・・傷だらけだったから、・・・真一・・ごめん」
こんなに素直に謝られると思わなくて
俺は正直驚いていた
くそー・・・
こんな泣きながら謝らせるくらいだったら
最初から、意地悪言わなきゃよかった
たまにめちゃくちゃ素直になるからなー
調子狂うな
「・・・心配した?」
「・・・した。・・・血が出てた・・」
「俺に何した?」
「え?・・消毒して、絆創膏貼ったり、医者呼んで縫ってもらったりした・・」
「消毒する前、お前の手洗った?」
「・・・・・・」
別に洗ってねぇくらいで、こんな引っ掻き傷から
何か雑菌が、とかあるわけねぇ
ただお仕置きする口実がほしくて
自然に俺は純平を追い詰めていた
