
?…好き…?
第16章 そして…
そして翌日…
俺は、休みにも関わらず、職場へ向かった…
彼女に会うために…
職場の駐車場に着いた。
携帯を取り出し、時間を確認する。
今頃、彼女は勤務時間を終えて、喫煙所に居る頃だ。
喫煙所へ行こう…
俺の部署の喫煙所は、建物の裏側にある。
喫煙所への行き方は三通り。
正面玄関から。
職員通用口から。
建物の裏側にある、荷物運搬用エレベーターから。
当然俺は、裏のエレベーターを選んだ。
休みの日に、わざわざ多くの職員と会う必要はない。
逸る気持ちを抑えながら、自分の部署の喫煙所があるフロアへと、エレベーターで上がる。
エレベーターを降り、胸の高鳴りを感じながら、喫煙所へ行く。
居ない…
確かに、彼女は他に一緒に煙草を吸う人が居ないと、勤務後の一服を、早めに切り上げることはある。
妊娠中で、煙草の本数が控え目になっている最近は、特にそうだ。
にしても早い気がした。
もしかして…
俺が来るからと、早めに職員駐車場に…?
休みで、わざわざ部署に上がっては来ない、と思った…?
あり得る。
俺は、急いでエレベーターに戻った。
職員通用口のある、最下階へと下りる。
裏から表へと向かった。
あっ…
彼女の後ろ姿が見えた…
何故だろう…?
色んな気持ちが入り交じっている…
見つけて嬉しい…
でも…
きちんと待ち合わせていない中で、彼女は職員駐車場へ向かっている…
もし…
俺が、このまま見つけていなかったら…
彼女は、俺を探しただろうか…
電話をくれたり、メールをくれたりしただろうか…
そのまま…
帰ってしまうのではないか…
彼女の後ろ姿に…
俺の元から、去ってゆく彼女を、考えてしまう…
俺は、休みにも関わらず、職場へ向かった…
彼女に会うために…
職場の駐車場に着いた。
携帯を取り出し、時間を確認する。
今頃、彼女は勤務時間を終えて、喫煙所に居る頃だ。
喫煙所へ行こう…
俺の部署の喫煙所は、建物の裏側にある。
喫煙所への行き方は三通り。
正面玄関から。
職員通用口から。
建物の裏側にある、荷物運搬用エレベーターから。
当然俺は、裏のエレベーターを選んだ。
休みの日に、わざわざ多くの職員と会う必要はない。
逸る気持ちを抑えながら、自分の部署の喫煙所があるフロアへと、エレベーターで上がる。
エレベーターを降り、胸の高鳴りを感じながら、喫煙所へ行く。
居ない…
確かに、彼女は他に一緒に煙草を吸う人が居ないと、勤務後の一服を、早めに切り上げることはある。
妊娠中で、煙草の本数が控え目になっている最近は、特にそうだ。
にしても早い気がした。
もしかして…
俺が来るからと、早めに職員駐車場に…?
休みで、わざわざ部署に上がっては来ない、と思った…?
あり得る。
俺は、急いでエレベーターに戻った。
職員通用口のある、最下階へと下りる。
裏から表へと向かった。
あっ…
彼女の後ろ姿が見えた…
何故だろう…?
色んな気持ちが入り交じっている…
見つけて嬉しい…
でも…
きちんと待ち合わせていない中で、彼女は職員駐車場へ向かっている…
もし…
俺が、このまま見つけていなかったら…
彼女は、俺を探しただろうか…
電話をくれたり、メールをくれたりしただろうか…
そのまま…
帰ってしまうのではないか…
彼女の後ろ姿に…
俺の元から、去ってゆく彼女を、考えてしまう…
