
?…好き…?
第14章 でも…
夜になって、電話が鳴る…
彼女からだ!
「もしもし」
「もしもぉしぃ~」
舌足らずの、幼いいつもの声…
「どうよ調子は?大丈夫?」
「うん、まぁ何とか、でも、トイレ行くのも一苦労、歩くのおばあさんみたい」
「だろうなぁ…大丈夫なワケないよなぁ…昨日も、おばあさんみたいだったもんなぁ(笑)」
「楽な姿勢でいれば、平気なんだけどね」
「ってか、平気なの?こんな時間に電話して?旦那はまだなの?」
「今、アタシ上の寝室に居て、旦那は下で、お母さんが、ご飯仕度してるの、待ってるとこだから平気」
旦那が居るのに…
電話をくれた…
『元気な声聞かせてね』
俺のメールに…
応えてくれたの…?
嬉しくて…
嬉しくてたまらなかった…
色々と話をした。
その日の職場でのちょっとしたニュース。
来月のシフトのこと。
「だけど、アタシ○月は、なんかついてないなぁ…去年も大変だったし…」
「そうだねぇ…去年もねぇ…」
彼女は、俺が何も分かっていないかの様に話し始めたが、俺は、ハッキリと覚えている。
去年の○月…
彼女は、流産した…
それを、その日にメールしてきた…
その前に、体調が悪い、と旦那に話しているのに、家事をサボリたいだけだろ、離婚だ、と言われたりした、と…
確かに、去年の彼女の妊娠は、まだ病院で診察はしておらず、ハッキリとはしていなかったらしい。
でも、彼女はその可能性があることは、職場でさえ話していた。
その妻に、家事をサボリ?
離婚?
彼女の旦那に、とてつもなく怒りを覚えたのを、ハッキリと記憶している。
彼女からだ!
「もしもし」
「もしもぉしぃ~」
舌足らずの、幼いいつもの声…
「どうよ調子は?大丈夫?」
「うん、まぁ何とか、でも、トイレ行くのも一苦労、歩くのおばあさんみたい」
「だろうなぁ…大丈夫なワケないよなぁ…昨日も、おばあさんみたいだったもんなぁ(笑)」
「楽な姿勢でいれば、平気なんだけどね」
「ってか、平気なの?こんな時間に電話して?旦那はまだなの?」
「今、アタシ上の寝室に居て、旦那は下で、お母さんが、ご飯仕度してるの、待ってるとこだから平気」
旦那が居るのに…
電話をくれた…
『元気な声聞かせてね』
俺のメールに…
応えてくれたの…?
嬉しくて…
嬉しくてたまらなかった…
色々と話をした。
その日の職場でのちょっとしたニュース。
来月のシフトのこと。
「だけど、アタシ○月は、なんかついてないなぁ…去年も大変だったし…」
「そうだねぇ…去年もねぇ…」
彼女は、俺が何も分かっていないかの様に話し始めたが、俺は、ハッキリと覚えている。
去年の○月…
彼女は、流産した…
それを、その日にメールしてきた…
その前に、体調が悪い、と旦那に話しているのに、家事をサボリたいだけだろ、離婚だ、と言われたりした、と…
確かに、去年の彼女の妊娠は、まだ病院で診察はしておらず、ハッキリとはしていなかったらしい。
でも、彼女はその可能性があることは、職場でさえ話していた。
その妻に、家事をサボリ?
離婚?
彼女の旦那に、とてつもなく怒りを覚えたのを、ハッキリと記憶している。
