
?…好き…?
第14章 でも…
既に…
ものすごく…
寂しい…
そんな折り…
職場でのこと…
俺は、昼休みが終わり業務に就く。
彼女が、昼休みに入る前の仕事で、ちょっとしたビニール袋の荷物を運ぶ後ろ姿が、遠目に見える。
様子がおかしい。
他の職員は気にとめてないようだが…
背中が、いや、腰が伸びていない。
まるで、お年寄りだ。
彼女が、昼休みを終え、戻って来たのを見計らって、声を掛けた。
「大丈夫かよ…」
「うん…なんか…突然…腰が痛くなって…」
かなり辛そうだ。
とは言うものの、今、どうすることも出来ない。
「無理…するなよ…」
「ん…大丈夫…」
どう見ても、大丈夫ではない。
俺は、気が気でなかった。
あの痛そうな雰囲気…
帰りの運転もアヤシイぞ…
俺が、彼女の車を運転して、連れて帰る…?
いや、子供の迎えもある筈…
考えてしまうばかりで、どうにもすることが出来ない。
しかも俺…
よく考えたら、早出じゃねぇか…
彼女を、送るなんてことしたら、ウチへ帰るの何時になるんだ…
疑われる…
ムリだ…
どうにも出来ない…
結局、その日、何も出来なかった…
でも、心配でしかたなかった。
夜になり、メールをしてみた…
『腰、大丈夫?ムリしたら、ダメだよ』
メールが返ってくる。
『掛かり付けの病院に状態話したら、多分ぎっくり腰だって、痛いよ』
妊娠中は、ホルモンのバランスも変わり、腰など痛めやすいと聞く…
やっちまったか…
翌日…
彼女は、元々仕事は休みだった。
メールをする。
『どう?調子は?ムリしたらダメだよ、来月も、勤務合わないの分かっているのに、休みだと寂しいけどさ…早く元気な声だけでも、聞かせてね』
ものすごく…
寂しい…
そんな折り…
職場でのこと…
俺は、昼休みが終わり業務に就く。
彼女が、昼休みに入る前の仕事で、ちょっとしたビニール袋の荷物を運ぶ後ろ姿が、遠目に見える。
様子がおかしい。
他の職員は気にとめてないようだが…
背中が、いや、腰が伸びていない。
まるで、お年寄りだ。
彼女が、昼休みを終え、戻って来たのを見計らって、声を掛けた。
「大丈夫かよ…」
「うん…なんか…突然…腰が痛くなって…」
かなり辛そうだ。
とは言うものの、今、どうすることも出来ない。
「無理…するなよ…」
「ん…大丈夫…」
どう見ても、大丈夫ではない。
俺は、気が気でなかった。
あの痛そうな雰囲気…
帰りの運転もアヤシイぞ…
俺が、彼女の車を運転して、連れて帰る…?
いや、子供の迎えもある筈…
考えてしまうばかりで、どうにもすることが出来ない。
しかも俺…
よく考えたら、早出じゃねぇか…
彼女を、送るなんてことしたら、ウチへ帰るの何時になるんだ…
疑われる…
ムリだ…
どうにも出来ない…
結局、その日、何も出来なかった…
でも、心配でしかたなかった。
夜になり、メールをしてみた…
『腰、大丈夫?ムリしたら、ダメだよ』
メールが返ってくる。
『掛かり付けの病院に状態話したら、多分ぎっくり腰だって、痛いよ』
妊娠中は、ホルモンのバランスも変わり、腰など痛めやすいと聞く…
やっちまったか…
翌日…
彼女は、元々仕事は休みだった。
メールをする。
『どう?調子は?ムリしたらダメだよ、来月も、勤務合わないの分かっているのに、休みだと寂しいけどさ…早く元気な声だけでも、聞かせてね』
