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?…好き…?

第14章 でも…

なのに…
ダメだ…
やっぱり…
彼女の…
手を握りたい…
彼女を…
ハグしたい…
彼女と…
Kissをしたい…
彼女に…
触れたい…
彼女の全てが…
見たい…
彼女の中に…
入りたい…
したい…
したいよ…
本当は…
……………
だけど…
仕事だ…
夜勤…
しなくっちゃ…
今は…
そんなこと…
考えている場合じゃない…
Kiss…
久しぶりのkiss…
しかも…
彼女からの…
Kiss…
色々考え込むより…
この嬉しいことだけ…
考えていよう…
嬉しい…
今夜の夜勤は…
頑張れそうだ…
……………
それから、また暫くは、何もない平凡で、退屈な日々が続いた。
俺は、極力彼女とのことは、考えないように努めた。
彼女の身体は、ひとまず、やっと落ち着いたばかりだ。
彼女には、家庭がある。
もう少しで、生まれる生命も。
俺の望みを、押し付けてはいけない。
彼女は、あと数ヵ月で、産休に入るほどの時期だ。
ただ…
そんな中で、出来上がった、次の月のシフト…
彼女と、ほぼ全ての休みがズレていた…
俺には、夜勤もある…
彼女と、昼間一緒に勤務することが出来るのは、ほんの数日だけだった…
職場で、今の部署になって…
彼女と出逢ってからの数年…
1ヶ月間で、こんなに勤務が合わないのは、初めてだ…
彼女と…
職場で会うことが…
最低でも…
数ヵ月はなくなるのが…
確定的なのが…
分かっている…
直前のこのタイミングで…
少しばかり、寂しい…
いや…
彼女が、病気の手術の為に入院した、あの、勤務が合わなかった、たった10日ほどでさえ…
耐えられず…
結局…
毎日の様に、見舞いに行っていたのだ…
寂しいのは、少しばかり、では済まない…
次の月のシフトであって、実際はまだ、その状況に、なっていないのにもかかわらず…

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