
?…好き…?
第13章 もう…
「なんか今日、スゲーのんびりしてない?」
「今日は、ばあちゃんお迎えしてくれてるから」
「え?そうなの?」
「言わなかったかしら(笑)」
「言ってね~よ、何か騙された気がする…」
「まぁ、いいじゃないの(笑)」
「俺、何時に帰れんだぁ~…?」
「ふふっ」
クソッ…
なんなんだよ…
まったく…
何でだよっ…
何の為に俺が必要だったんだよ…
ちくしょ…
でも…
彼女…
楽しそうに見える…
可愛い…
「もぉ~好きにしろっ」
「もう一本吸っちゃお(笑)」
今まで…
こうして…
一緒に過ごしていた時より…
ずいぶん…
日が延びた…
こんなに…
のんびりしてるのに…
まだ明るい…
彼女が座る椅子の両側の肘掛けに、正面から両手をついて、彼女の前を塞いだ。
「あんまり、のんびり、余裕こいてると、帰したくなくなるぞ…」
こうして…
顔を見ていると…
本当に…
帰したくなくなっちゃいそうだ…
だけど…
そう…
俺が一人で思っていても…
帰るしか…
ないのだろう…
分かってる…
そんなこと…
もう…
………
ないだろう…
………
なのに…
何故…
彼女は…
俺と…
一緒に…
いるのだろう…?
俺は…
何故…
ついて来たのだろう…?
彼女の顔が…
こんなに近く…
もし…
もう少し…
季節が前だったら…
暗く…
なっていたら…
俺は…
………
何考えてんだっ…
もうない…
もうないよ…
もう…
ないんだよ…
………
妊娠して…
病気になって…
手術して…
色んな…
色んなことあって…
………
彼女は…
何も…
言わなかったけれど…
不安や…
心配や苦しみや…
沢山…
沢山想いを抱えて…
その時に…
俺に…
こんな俺に…
大切な…
大切な身体を…
委ねてくれた…
もう…
いいじゃないか…
………
これ以上…
どうしようってんだ…
俺は…
……………
「今日は、ばあちゃんお迎えしてくれてるから」
「え?そうなの?」
「言わなかったかしら(笑)」
「言ってね~よ、何か騙された気がする…」
「まぁ、いいじゃないの(笑)」
「俺、何時に帰れんだぁ~…?」
「ふふっ」
クソッ…
なんなんだよ…
まったく…
何でだよっ…
何の為に俺が必要だったんだよ…
ちくしょ…
でも…
彼女…
楽しそうに見える…
可愛い…
「もぉ~好きにしろっ」
「もう一本吸っちゃお(笑)」
今まで…
こうして…
一緒に過ごしていた時より…
ずいぶん…
日が延びた…
こんなに…
のんびりしてるのに…
まだ明るい…
彼女が座る椅子の両側の肘掛けに、正面から両手をついて、彼女の前を塞いだ。
「あんまり、のんびり、余裕こいてると、帰したくなくなるぞ…」
こうして…
顔を見ていると…
本当に…
帰したくなくなっちゃいそうだ…
だけど…
そう…
俺が一人で思っていても…
帰るしか…
ないのだろう…
分かってる…
そんなこと…
もう…
………
ないだろう…
………
なのに…
何故…
彼女は…
俺と…
一緒に…
いるのだろう…?
俺は…
何故…
ついて来たのだろう…?
彼女の顔が…
こんなに近く…
もし…
もう少し…
季節が前だったら…
暗く…
なっていたら…
俺は…
………
何考えてんだっ…
もうない…
もうないよ…
もう…
ないんだよ…
………
妊娠して…
病気になって…
手術して…
色んな…
色んなことあって…
………
彼女は…
何も…
言わなかったけれど…
不安や…
心配や苦しみや…
沢山…
沢山想いを抱えて…
その時に…
俺に…
こんな俺に…
大切な…
大切な身体を…
委ねてくれた…
もう…
いいじゃないか…
………
これ以上…
どうしようってんだ…
俺は…
……………
