
?…好き…?
第9章 駐車場…
歳上の彼女が…
こんなに…
可愛く想える…
粗○ン…
下手…
そう罵った女なのに…
「…ご~め~ん~っ…」
俺は堪らず、又軽くkissをした…
彼女は…
ただkissを受け入れてくれるのではなく…
応えてくれた…
視力の良くない目をパチパチしながら…
笑みを浮かべて…
彼女は眼鏡を掛けて、露になっていた胸を戻し、シートを起こした。
「その管退院する前に外れるの?」
「うん、明日抜くみたい…」
ったく…
せめて、それなら抜けてから誘ってくれっての…
ハラハラするぜ…
「そっか、そりゃそうだよね、それして家帰ったら、大変でしょうがないもんね(笑)」
「でも…抜くとき、痛くないか、心配…」
「だぁいじょうぶでしょ~」
そう言いながら、俺は心配していた…
「明後日…退院の時間は?」
「午前中は間違いないけど…分かんない(笑)」
「何だよ、約束しづらいなぁ(笑)」
外は小雨が降り続く。
俺は、運転席に移った。
「入口まで送るよ」
たいした距離ではないが、小雨の降る中、入院患者と歩くのもどうかと思った。
「うん、ありがと」
車を出した。
入口の前で停め、彼女を降ろした。
駐車場の精算をして、バイバイをする。
「んじゃぁ、明日は夜勤だから、ね…明後日、迎え来るから…とりあえず仕事終わったら、連絡するよ」
「うん、それじゃあね」
俺は、車に乗り込んだ。
車を出す…
ホントに…
びっくりしたな…
俺は、ワザと、少し遠回りの道を選んだ。
彼女が目の前に居ると、何も考えられなくなってしまう。
だけど…
彼女と別れて、独りになると、考えてしまう…
………
彼女と…
重ね合った唇の感触…
脳裏に焼き付く…
彼女の笑顔…
そして瞳…
露になった乳房…
この手に…
残っている記憶…
耳から離れぬ…
幼い声…
………
妊娠中…
ヤツとしない、と言った彼女…
何故…
俺と…
手術直後…
管が付いたままで…
何故…
そこまで…
俺と…
ある意味…
間違って出来てしまうことは、ないワケだけれど…
だからって…
やっぱり…
心配や恐怖から、抜け出た、ということなのか…
おっぱいが無くなったら…
俺の前にいられない…
友達でさえ…
いられない…
そう…
思っていたのだから…
メスが入ったものの、切り取られずに済んだ、大切な左胸…
その安堵は、何にも代えられないのだろう…
こんなに…
可愛く想える…
粗○ン…
下手…
そう罵った女なのに…
「…ご~め~ん~っ…」
俺は堪らず、又軽くkissをした…
彼女は…
ただkissを受け入れてくれるのではなく…
応えてくれた…
視力の良くない目をパチパチしながら…
笑みを浮かべて…
彼女は眼鏡を掛けて、露になっていた胸を戻し、シートを起こした。
「その管退院する前に外れるの?」
「うん、明日抜くみたい…」
ったく…
せめて、それなら抜けてから誘ってくれっての…
ハラハラするぜ…
「そっか、そりゃそうだよね、それして家帰ったら、大変でしょうがないもんね(笑)」
「でも…抜くとき、痛くないか、心配…」
「だぁいじょうぶでしょ~」
そう言いながら、俺は心配していた…
「明後日…退院の時間は?」
「午前中は間違いないけど…分かんない(笑)」
「何だよ、約束しづらいなぁ(笑)」
外は小雨が降り続く。
俺は、運転席に移った。
「入口まで送るよ」
たいした距離ではないが、小雨の降る中、入院患者と歩くのもどうかと思った。
「うん、ありがと」
車を出した。
入口の前で停め、彼女を降ろした。
駐車場の精算をして、バイバイをする。
「んじゃぁ、明日は夜勤だから、ね…明後日、迎え来るから…とりあえず仕事終わったら、連絡するよ」
「うん、それじゃあね」
俺は、車に乗り込んだ。
車を出す…
ホントに…
びっくりしたな…
俺は、ワザと、少し遠回りの道を選んだ。
彼女が目の前に居ると、何も考えられなくなってしまう。
だけど…
彼女と別れて、独りになると、考えてしまう…
………
彼女と…
重ね合った唇の感触…
脳裏に焼き付く…
彼女の笑顔…
そして瞳…
露になった乳房…
この手に…
残っている記憶…
耳から離れぬ…
幼い声…
………
妊娠中…
ヤツとしない、と言った彼女…
何故…
俺と…
手術直後…
管が付いたままで…
何故…
そこまで…
俺と…
ある意味…
間違って出来てしまうことは、ないワケだけれど…
だからって…
やっぱり…
心配や恐怖から、抜け出た、ということなのか…
おっぱいが無くなったら…
俺の前にいられない…
友達でさえ…
いられない…
そう…
思っていたのだから…
メスが入ったものの、切り取られずに済んだ、大切な左胸…
その安堵は、何にも代えられないのだろう…
