
?…好き…?
第34章 また休み…
○○駅方面へ車を走らせる。
彼女に電話した。
と言っても、俺が彼女に電話出来たのは、大分○○駅に近付いた頃だ。
そう、躊躇してしまっていたからだ。
大変な時に、彼女は電話に出てくれるのか?
迷惑でないか?と…
でも、かけた。
あのメロディーが聞きたい…
でも…
違う…
だが、彼女は直ぐに電話に出てくれた。
子供達の声も聞こえる。
「大変だな、こんなに休んでさ」
彼女はこの一月で、指折り数える程しか、出勤していない。
「本当よぉ」
「子供達どうよ?良くなってんのかい?」
「それが、まだ熱下がらなくてぇ」
時々彼女は、子供達に向かって喋っている。
その度、俺は黙っていた。
「いやさ、大した事は出来ないけど、何かしてあげられないかな、って思ってさ…」
より○○駅に近付いていた。
又、彼女が子供達に話しているみたいだ。
俺は又黙って聞いていた。
「何か喋んなさいよぉ(笑)」
「いや、なんかそっちで話してるからさ(笑)」
「いいのよ、気にしなくて(笑)」
「じゃ、何か喋るよ~、今○○駅の近く」
勇気を出して、いや、単に勢いで、かも知れない、言った。
「そうなの?」
「だけど、子供達それじゃ帰るよ」
普通に、仕方がない、と思った。
不思議な事に、それほど残念にも思わなかった。
ある程度予想してたからかも知れない。
しかし、彼女の返事は予想外だった。
「帰っちゃうの?」
何言ってんだろ?
と思った。
「大した事は出来ないし、元々ちょっと煙草でも渡そうか、とか、昼飯でも買って渡そうか、とか、位のつもりだったけど、子供達それじゃ、ちょっとも出て来られないだろ?」
「大丈夫よぉ、少し熱が続いてるから、保育園行けないだけで元気だし、赤ちゃんはご飯済んでるし、お留守番出来るから」
彼女に電話した。
と言っても、俺が彼女に電話出来たのは、大分○○駅に近付いた頃だ。
そう、躊躇してしまっていたからだ。
大変な時に、彼女は電話に出てくれるのか?
迷惑でないか?と…
でも、かけた。
あのメロディーが聞きたい…
でも…
違う…
だが、彼女は直ぐに電話に出てくれた。
子供達の声も聞こえる。
「大変だな、こんなに休んでさ」
彼女はこの一月で、指折り数える程しか、出勤していない。
「本当よぉ」
「子供達どうよ?良くなってんのかい?」
「それが、まだ熱下がらなくてぇ」
時々彼女は、子供達に向かって喋っている。
その度、俺は黙っていた。
「いやさ、大した事は出来ないけど、何かしてあげられないかな、って思ってさ…」
より○○駅に近付いていた。
又、彼女が子供達に話しているみたいだ。
俺は又黙って聞いていた。
「何か喋んなさいよぉ(笑)」
「いや、なんかそっちで話してるからさ(笑)」
「いいのよ、気にしなくて(笑)」
「じゃ、何か喋るよ~、今○○駅の近く」
勇気を出して、いや、単に勢いで、かも知れない、言った。
「そうなの?」
「だけど、子供達それじゃ帰るよ」
普通に、仕方がない、と思った。
不思議な事に、それほど残念にも思わなかった。
ある程度予想してたからかも知れない。
しかし、彼女の返事は予想外だった。
「帰っちゃうの?」
何言ってんだろ?
と思った。
「大した事は出来ないし、元々ちょっと煙草でも渡そうか、とか、昼飯でも買って渡そうか、とか、位のつもりだったけど、子供達それじゃ、ちょっとも出て来られないだろ?」
「大丈夫よぉ、少し熱が続いてるから、保育園行けないだけで元気だし、赤ちゃんはご飯済んでるし、お留守番出来るから」
