
?…好き…?
第33章 また手術…
引き返す事も出来ず、ただただ駅近くの渋滞気味な道を、ボーッとしながら、ダラダラと走り続けた…
辿り着いたのは、あの、コンビニ…
トイレにも行きたくなっていたし、Uターンするには、丁度いい。
コンビニに入り、トイレを済ます。
そのまま出るのも何なので、コーヒーを一本選び、レジに向かう。
何人か並んでいた。
携帯を取り出し、時間を見る。
おそらく、彼女は保育園の迎えの為の、駐車場に居る頃だろう…
今…
又、電話すれば…
このコンビニに居る、そう伝えれば…
駄目だ…
やっぱり…
出来ないっ…
ただでさえ、彼女が遠ざかるかも知れない、っていうのに…
他に理由を、増やす様な真似、出来るワケがない…
会計を済ませる。
外に出て、コーヒーの蓋を開ける。
空いているもう一方の手で、煙草を一本取り出す。
それを口にくわえ、今度はライターを取り出し、煙草に火を着ける…
どうしちまったんだぁ…
俺ぁ…?
友達んトコの近くまで来て
『近くまで来てんだけど、暇かぁ?』
『茶でもしねぇかぁ?』
なんて、何時も平気でやってるじゃねぇかぁ…
彼女にだって…
『会いたいのか、会いたくないのか、どっちだよっ!?』
なんて事もしたじゃねぇかぁ…
何で…
何でこんなに怯えてる…
煙草とコーヒーを、交互に口にしながら、そんな事ばかり考えていた。
と同時に
そろそろ保育園の駐車場…
出る頃かなぁ…
会いたかったなぁ…
そんな事を思う。
ハッ、と我に返った。
駄目だ。
このコンビニに居て、そんな事考えてる場合じゃないっ。
いや、ここに居るから、そんな事考えてしまうのかも知れないっ。
もしも、彼女がこの道を通って、気付かれでもしたら…!?
帰ろう…
帰らなきゃ…
辿り着いたのは、あの、コンビニ…
トイレにも行きたくなっていたし、Uターンするには、丁度いい。
コンビニに入り、トイレを済ます。
そのまま出るのも何なので、コーヒーを一本選び、レジに向かう。
何人か並んでいた。
携帯を取り出し、時間を見る。
おそらく、彼女は保育園の迎えの為の、駐車場に居る頃だろう…
今…
又、電話すれば…
このコンビニに居る、そう伝えれば…
駄目だ…
やっぱり…
出来ないっ…
ただでさえ、彼女が遠ざかるかも知れない、っていうのに…
他に理由を、増やす様な真似、出来るワケがない…
会計を済ませる。
外に出て、コーヒーの蓋を開ける。
空いているもう一方の手で、煙草を一本取り出す。
それを口にくわえ、今度はライターを取り出し、煙草に火を着ける…
どうしちまったんだぁ…
俺ぁ…?
友達んトコの近くまで来て
『近くまで来てんだけど、暇かぁ?』
『茶でもしねぇかぁ?』
なんて、何時も平気でやってるじゃねぇかぁ…
彼女にだって…
『会いたいのか、会いたくないのか、どっちだよっ!?』
なんて事もしたじゃねぇかぁ…
何で…
何でこんなに怯えてる…
煙草とコーヒーを、交互に口にしながら、そんな事ばかり考えていた。
と同時に
そろそろ保育園の駐車場…
出る頃かなぁ…
会いたかったなぁ…
そんな事を思う。
ハッ、と我に返った。
駄目だ。
このコンビニに居て、そんな事考えてる場合じゃないっ。
いや、ここに居るから、そんな事考えてしまうのかも知れないっ。
もしも、彼女がこの道を通って、気付かれでもしたら…!?
帰ろう…
帰らなきゃ…
