
?…好き…?
第32章 ドライブ…
……………
幾日過ぎただろう。
一月どころではなかったかも知れない。
そんなある日の事。
イヤラシイ事、性的な事などしなくとも、彼女との時間(とき)を持ちたかった俺は、彼女に声を掛けてみる事にした。
その日の俺は、赤ん坊の保育園の為に帰りが早くなった彼女より、更に早く仕事を終えられる勤務だった。
職員駐車場へ車を取りに行き、職場へ車で戻って、建物から出てくる彼女を待った。
彼女は、病気に育児に、疲れきっている。
赤ん坊を育てるには、決して若くはない上に、彼女の身体は傷んでいるのだ。
職員駐車場へ歩かずに済むだけでも、楽だと言っている。
出てきた彼女は、俺の車に気が付き、ニヤッと笑った。
そのまま彼女は、俺の所に来た。
「乗ってもいいのぉ?」
「あぁ、じゃなきゃここに居るワケねぇだろ?ご迷惑でなければ?」
「ラッキ~」
彼女を車に乗せた。
「タバコ吸っていぃ~?」
「ハイ、どうぞっ、ご迷惑でなければ?」
俺は、彼女に灰皿を渡した。
「ラ~ッキ~」
「なんだったら、今日は、帰り道の退屈にもお付き合いしますが?ご迷惑でなければ?」
「本当!?ラ~ッキ~!じゃあドライブだ~!」
彼女は快諾した。
あまりにも、アッサリと。
職員駐車場へ着き、煙草を吸い終えてから、彼女の車に乗り換えた。
さぁ、○○駅へのドライブの始まりだ。
これから、何をするワケでもない、只のドライブだ。
彼女は、子供達を迎えに行くのだ。
分かりきった事、当然の事だ。
それでも、俺は彼女の運転する車の助手席にいられる、そう思うだけで、彼女との時間(とき)が持てる、というだけで、嬉しくなっていた。
車は走り出す…
毎度お馴染み、彼女のお喋りも始まった。
幾日過ぎただろう。
一月どころではなかったかも知れない。
そんなある日の事。
イヤラシイ事、性的な事などしなくとも、彼女との時間(とき)を持ちたかった俺は、彼女に声を掛けてみる事にした。
その日の俺は、赤ん坊の保育園の為に帰りが早くなった彼女より、更に早く仕事を終えられる勤務だった。
職員駐車場へ車を取りに行き、職場へ車で戻って、建物から出てくる彼女を待った。
彼女は、病気に育児に、疲れきっている。
赤ん坊を育てるには、決して若くはない上に、彼女の身体は傷んでいるのだ。
職員駐車場へ歩かずに済むだけでも、楽だと言っている。
出てきた彼女は、俺の車に気が付き、ニヤッと笑った。
そのまま彼女は、俺の所に来た。
「乗ってもいいのぉ?」
「あぁ、じゃなきゃここに居るワケねぇだろ?ご迷惑でなければ?」
「ラッキ~」
彼女を車に乗せた。
「タバコ吸っていぃ~?」
「ハイ、どうぞっ、ご迷惑でなければ?」
俺は、彼女に灰皿を渡した。
「ラ~ッキ~」
「なんだったら、今日は、帰り道の退屈にもお付き合いしますが?ご迷惑でなければ?」
「本当!?ラ~ッキ~!じゃあドライブだ~!」
彼女は快諾した。
あまりにも、アッサリと。
職員駐車場へ着き、煙草を吸い終えてから、彼女の車に乗り換えた。
さぁ、○○駅へのドライブの始まりだ。
これから、何をするワケでもない、只のドライブだ。
彼女は、子供達を迎えに行くのだ。
分かりきった事、当然の事だ。
それでも、俺は彼女の運転する車の助手席にいられる、そう思うだけで、彼女との時間(とき)が持てる、というだけで、嬉しくなっていた。
車は走り出す…
毎度お馴染み、彼女のお喋りも始まった。
