
?…好き…?
第30章 寄り道…
セルフサービスの店だ。
2人横に並んで受け取り口で待つ
俺は、彼女のお喋りを、半分しか聞けていなかった。
彼女は、余裕があるワケではない財布で、何故俺と…?
『お父ちゃん』…
こうして2人並んで…
楽しいし、嬉しい…
まるで夫婦…
駄目だ。
俺…
又、そんな事考えてる…
注文品が出来上がり、店員がトレーに並べる。
並べ終わったトレーを、俺は受け取る。
喫煙席に入った。
食べたり飲んだりしながら煙草を吸い、お喋りをする。
と言っても、大半は彼女が喋っているのを、俺が聞いている感じだ。
正直、俺にはあまり喋る余裕がなかった。
こうして、2人で過ごしている嬉しさが半分と、何故彼女が奢ってくれてまでそうするのか、と云う疑問が半分で、ただただ彼女の顔を見つめてしまっていた…
決して特別に美人ではない彼女の顔が、どうして俺には、こんなに魅力的なのだろう…?
出来る事なら…
その唇に…
Kissしたい…
だが、最近の彼女には、何故だかそんな事を出来る感じがしない。
どうしてだ…?
彼女が喋っていても、俺はそんな風に、考え事ばかりしていた。
あっという間に時間は過ぎてゆく。
食べ物も飲み物もたいらげ、更にその後、一本の煙草を吸っていた。
「そろそろ出ましょうか?」
「そだね」
駐車場へと向かう。
又、しばしのドライブが始まるのだ。
そう思った時、俺は彼女の手を握りたい、そう考え始めていた…
駐車場に着き、車に乗り込んだ。
彼女が車をスタートさせる。
俺は、その彼女の左の横顔と、左の手を、交互にチラチラと見つめていた。
しかし、彼女は本当によく喋る。
彼女の事ばかり考えてしまって、話す事が見つからない俺には、丁度良かった。
もうすぐ俺の家だ…
2人横に並んで受け取り口で待つ
俺は、彼女のお喋りを、半分しか聞けていなかった。
彼女は、余裕があるワケではない財布で、何故俺と…?
『お父ちゃん』…
こうして2人並んで…
楽しいし、嬉しい…
まるで夫婦…
駄目だ。
俺…
又、そんな事考えてる…
注文品が出来上がり、店員がトレーに並べる。
並べ終わったトレーを、俺は受け取る。
喫煙席に入った。
食べたり飲んだりしながら煙草を吸い、お喋りをする。
と言っても、大半は彼女が喋っているのを、俺が聞いている感じだ。
正直、俺にはあまり喋る余裕がなかった。
こうして、2人で過ごしている嬉しさが半分と、何故彼女が奢ってくれてまでそうするのか、と云う疑問が半分で、ただただ彼女の顔を見つめてしまっていた…
決して特別に美人ではない彼女の顔が、どうして俺には、こんなに魅力的なのだろう…?
出来る事なら…
その唇に…
Kissしたい…
だが、最近の彼女には、何故だかそんな事を出来る感じがしない。
どうしてだ…?
彼女が喋っていても、俺はそんな風に、考え事ばかりしていた。
あっという間に時間は過ぎてゆく。
食べ物も飲み物もたいらげ、更にその後、一本の煙草を吸っていた。
「そろそろ出ましょうか?」
「そだね」
駐車場へと向かう。
又、しばしのドライブが始まるのだ。
そう思った時、俺は彼女の手を握りたい、そう考え始めていた…
駐車場に着き、車に乗り込んだ。
彼女が車をスタートさせる。
俺は、その彼女の左の横顔と、左の手を、交互にチラチラと見つめていた。
しかし、彼女は本当によく喋る。
彼女の事ばかり考えてしまって、話す事が見つからない俺には、丁度良かった。
もうすぐ俺の家だ…
