
?…好き…?
第29章 分からない…
「それはさぁ、アタシ忙しくて、寝不足で、ちゃんとお風呂入ってなかったりするから…」
ホッとした…
それが、本当であってほしい…
本当であると、確信出来ない、自信のない俺でもあるが…
「そんなん、気にする事ないのにぃ~、俺なんて、汗っかきで体臭キツイんだしぃ…」
「気にするわよぉっ、前から言ってるでしょぉ、ちゃんとお風呂入っててもする自然の体臭はアタシ平気だって、でも、シャワーも浴びてないのは違うのっ、アタシ自分で自分のニオイ、なんちゅうニオイだ、って思う時あるんだものぉ」
信じたい…
それを気にして、俺に近寄れないと言うのなら…
なんてカワイイのだろう…
逃げ口上かも知れない可能性は否定出来ない…
だけど…
信じたい…
信じて…いいの…かな…
「ま、確かにこの前もそう言ってたけど…、気にすることないのにぃ~、全然クサくなんかないよぉ~、構ってくれない事のが気になるっての…、拒まれてるのカナ、って思っちゃうじゃん…」
「そういう訳じゃないわよぉ」
そうこうしている内に30分以上経っていた。
「それならいいけどさ…、さっ、そろそろ駐車場戻らないと、皆帰ってくる時間だぜ、どうする?」
彼女は改めて自分の腕時計を見る。
「そうね、皆が帰るまで、って訳にもいかないしね」
「んじゃま、戻っかね…」
本当は…
出来るなら…
このまま何処かに…
そんな事…
出来るワケないが。
戻る間、彼女は又、他愛ない話をする。
そんな『他愛ない』話を俺にしてくる事が、俺には嬉しかった。
俺は車を、彼女の車に横付けする。
彼女が又、腕時計を見る。
「一本大丈夫ね?(笑)」
「ったく(笑)吸えばいいんじゃね(笑)」
まったく…
ホッとした…
それが、本当であってほしい…
本当であると、確信出来ない、自信のない俺でもあるが…
「そんなん、気にする事ないのにぃ~、俺なんて、汗っかきで体臭キツイんだしぃ…」
「気にするわよぉっ、前から言ってるでしょぉ、ちゃんとお風呂入っててもする自然の体臭はアタシ平気だって、でも、シャワーも浴びてないのは違うのっ、アタシ自分で自分のニオイ、なんちゅうニオイだ、って思う時あるんだものぉ」
信じたい…
それを気にして、俺に近寄れないと言うのなら…
なんてカワイイのだろう…
逃げ口上かも知れない可能性は否定出来ない…
だけど…
信じたい…
信じて…いいの…かな…
「ま、確かにこの前もそう言ってたけど…、気にすることないのにぃ~、全然クサくなんかないよぉ~、構ってくれない事のが気になるっての…、拒まれてるのカナ、って思っちゃうじゃん…」
「そういう訳じゃないわよぉ」
そうこうしている内に30分以上経っていた。
「それならいいけどさ…、さっ、そろそろ駐車場戻らないと、皆帰ってくる時間だぜ、どうする?」
彼女は改めて自分の腕時計を見る。
「そうね、皆が帰るまで、って訳にもいかないしね」
「んじゃま、戻っかね…」
本当は…
出来るなら…
このまま何処かに…
そんな事…
出来るワケないが。
戻る間、彼女は又、他愛ない話をする。
そんな『他愛ない』話を俺にしてくる事が、俺には嬉しかった。
俺は車を、彼女の車に横付けする。
彼女が又、腕時計を見る。
「一本大丈夫ね?(笑)」
「ったく(笑)吸えばいいんじゃね(笑)」
まったく…
