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?…好き…?

第25章 治療…

「もしもぉしぃ~」
「久しぶり、何、職場は俺が居ないの狙って行ったのかい?(笑)」
「そ~いうワケじゃないわよ(笑)だけど保育園困ったわ」
俺が…
色々考えてても…
彼女は…
何も変わらない…
彼女は…
いつでも…
彼女のまま…
「しゃ~ねぇよ、新生児は特に、枠が無いんだろうサ、で、子供達はどうだい?赤ちゃんの居る生活楽しめてるかい?(笑)」
「カワイイわよぉ~、でも、最近上の子がお漏らししたりが増えて…」
「やっぱなぁ~、完全に赤ちゃんがえりじゃん、なりそうなタイプな子だと思ったよ、しっかりしてそうで甘えん坊てかサ」
「そうなのかぁ~、赤ちゃんがえりなのかぁ~、そういえば上の子結膜炎になっちゃってるみたいでぇ~、でも赤ちゃんに近寄っちゃうのぉ~」
「まぁ、そんなもんだろうねぇ(笑)兄弟、あ、姉妹か、病気移し合ったりすんだよ、まぁ、それがいい時もあるけどね(笑)」
他愛のない会話。
でも、それが俺には、心地良かった…
それから数日が過ぎ、特に深い意味も、考えも無かったのだが、彼女にメールした。
『チビちゃん達どうですか?赤ちゃんも居るし、病院行くのも大変でしょう?お疲れ様です』
俺の気持ちの中で、彼女との間に、壁を作りかけていたのだろうか、メールの言葉は、話口調とは違っていった…
直ぐにではなかったが、彼女から返信があった。
『やっぱり結膜炎で直るまで通園停止、赤ちゃんに近付くなって言ってるのに、近付いて移っちゃいそうだし、やんなっちゃう、赤ちゃんはお腹の中に居る時もそうだったけど、昼間寝てばっかりで、夜になると目がパッチリで、ミルク欲しがって、チュッチュッてするの、助けてぇ』
あはは…
育児、苦労してるけど楽しそうだ…
良かった…

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