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?…好き…?

第24章 産後…

「デザートはどうだい?」
「うん、食べるぅ」
何だか嬉しそうだ。
「ハイョ」
「あっ、コレ~、あれからしょっちゅう食べてたぁ、沢山入ってる箱のもあるよねぇ」
「そうそう、あるある」
赤ちゃんを前に、2人でアイスをベッドの上で食べる。
彼女と居ると、彼女との関係を悩んでいる自分が、馬鹿らしくなる…
男とか女とか、そんなんじゃなくて、一緒に居るのが、ごく当たり前の様に、彼女は振る舞う。
そして、なんというか、全て、彼女のペースになると云うか、彼女にのみ込まれてしまう…
逆に、それが、俺はどうしたらいいんだ?と、戸惑うとも言えるのだが…
「あぁ、美味しかった、さて、タバコも買ってきてもらったし、行きますか」
「あぁ…」
又、駐車場で一服するのだろう…
あの日、kissをした…
手術をしたばかりなのに、彼女の胸に触れた…
駐車場で…
赤ちゃんを預けてきた彼女と、駐車場へ向かって歩く。
彼女も勿論、薄い入院着だ。
他の入院女性とすれ違う。
今まで、気にも留めてなかったが、結構中に着ている物の、ラインが見えた。
思わず、改めて彼女の後ろ姿に目をやる。
その割りには、彼女は…
エレベーターに乗り込み、彼女と並ぶ。
思わずじっと見てしまった。
やっぱり下着のラインが…
アレ…?
よく見ると…
胸の先が微かに…
もしかして…
ノーブ…
ヤバイ…
気付かなくていいことに気付いてしまった感じか…?
いや、でも…
まさか…
駐車場の車に乗り込み、一服する。
ここで…
こうして隣に居るだけで…
彼女としたこと…
思い出して…
やっぱり…
Kiss…
したいよぉ…
しかも…
そのうえ…
ノーブ…
触れたい…
彼女に触れたい…

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