
?…好き…?
第18章 買い物…
世の中、出産を控えて、太り過ぎて医者に叱られる妊婦が、ごまんと居ると云うのに…
こんなに…
細い腕になって…
病気と…
妊娠と…
仕事に…
家事…
出来るなら…
俺が彼女を…
……………
何を考えているんだ俺は…
……………
「さてと、今日はこんなもんかしらね」
「ハイよ、じゃレジでいいんかい?」
「あ、忘れてた」
「ん?何を?」
彼女は売り場を移動した。
「こっちこっち」
「ハイハイ」
「ねぇ、コレとコレはどう違うの?」
「えっとねぇ、それはさ…」
「じゃ、コッチは?」
「う~んとねぇ」
楽しい…
彼女とスーパーで買い物が…
とても楽しい…
「よしと、今度こそこれでいいわ」
「もう忘れ物ない?(笑)」
レジに並び、順番が来て、俺がカートからカゴを降ろす…
会計が済み、袋詰め台へと荷物を運ぶ…
袋詰めを手伝おうとすると
「あ、待って、袋は家で色々使うから、コッチにするわ」
彼女は段ボール箱を取った。
生活感溢れる彼女との買い物…
何だかホントに楽しい…
段ボール箱に詰めた買い物を、車まで運ぶ。
荷物を車に載せて、また一服する。
今度は駐車場の隅の灰皿で…
お喋りしながら煙草を吸った。
何故だったか、彼女の家の話になった。
家を建てる時の外装などの話から、最近の庭に植えたもの、植えたいと思っているもののこと…
彼女はガーデニングとか、野菜を植えて育てたりするのが好きだ。
そういう彼女の好きなことが聞けて嬉しい…
なのに、半分は、何だか彼女のごく普通の、平凡だが幸せそうな、家庭の話を聞いている様な感じに、嫉妬の様な気持ちにもなっていたかもしれない…
「出発する前に、トイレ行ってきていい?」
「あ、アタシも行くの忘れてた(笑)」
二人とも、店内に戻った…
こんなに…
細い腕になって…
病気と…
妊娠と…
仕事に…
家事…
出来るなら…
俺が彼女を…
……………
何を考えているんだ俺は…
……………
「さてと、今日はこんなもんかしらね」
「ハイよ、じゃレジでいいんかい?」
「あ、忘れてた」
「ん?何を?」
彼女は売り場を移動した。
「こっちこっち」
「ハイハイ」
「ねぇ、コレとコレはどう違うの?」
「えっとねぇ、それはさ…」
「じゃ、コッチは?」
「う~んとねぇ」
楽しい…
彼女とスーパーで買い物が…
とても楽しい…
「よしと、今度こそこれでいいわ」
「もう忘れ物ない?(笑)」
レジに並び、順番が来て、俺がカートからカゴを降ろす…
会計が済み、袋詰め台へと荷物を運ぶ…
袋詰めを手伝おうとすると
「あ、待って、袋は家で色々使うから、コッチにするわ」
彼女は段ボール箱を取った。
生活感溢れる彼女との買い物…
何だかホントに楽しい…
段ボール箱に詰めた買い物を、車まで運ぶ。
荷物を車に載せて、また一服する。
今度は駐車場の隅の灰皿で…
お喋りしながら煙草を吸った。
何故だったか、彼女の家の話になった。
家を建てる時の外装などの話から、最近の庭に植えたもの、植えたいと思っているもののこと…
彼女はガーデニングとか、野菜を植えて育てたりするのが好きだ。
そういう彼女の好きなことが聞けて嬉しい…
なのに、半分は、何だか彼女のごく普通の、平凡だが幸せそうな、家庭の話を聞いている様な感じに、嫉妬の様な気持ちにもなっていたかもしれない…
「出発する前に、トイレ行ってきていい?」
「あ、アタシも行くの忘れてた(笑)」
二人とも、店内に戻った…
