
?…好き…?
第18章 買い物…
少しでも、彼女の役に立ちたい。
この瞬間が、彼女にとって、楽しい時であってほしい…
彼女に会えなくなる、そう思って、暗くなってしまいそうな俺だったが、それを心の隅に追いやって、努めて明るく振る舞おうとしている、俺もいた。
店の前の灰皿のところに行き、彼女のお喋りを聞きながら、煙草を吸った。
二人とも吸い終わったところで、スーパーに入る…
彼女が買い物カゴを手にとった。
「一週間分の買い物するんだろ?」
「うん、そうよ」
俺は、買い物カートを取りに行き、彼女の持ったカゴを載せさせた。
「今日は、俺に荷物持たせてよ(笑)」
「どうも、どうも(笑)」
二人で店内を廻る。
「コレ美味しいかしら」
「あぁ、旨そうじゃん」
「あっ、アタシこれ好きなのよぉ~っ」
「そうなんだぁ、安いし買っちゃえば?」
「こういうのは、買ってすぐ小分けして、冷凍しとくといいのよねぇ~」
「なぁるほどねぇ~、主婦してるねぇ、勉強になります(笑)」
端から見たら、夫婦にでも、見えるのだろうか…?
彼女は、どんな気分なんだろう…?
少なくとも俺は、彼女とスーパーで、食料品を選んで廻る、ということに、喜びを感じていると思う。
「あ、やっぱりそこで止まった(笑)」
「え?どうして?」
「だって、体にいいから毎日のように食べる、ってよく俺にも勧めるじゃん(笑)」
「そうそう、アタシ毎日のように食べるのよ(笑)」
選んだ商品をカゴに入れていく、彼女の腕…
まるで白魚の…、などとクサイ台詞を、言い放つつもりはないが…
細い…
暑い季節になり、薄着になって露出が上がったからか、今までより以上に、細く感じる…
やはり、痩せたのかもしれない…
この瞬間が、彼女にとって、楽しい時であってほしい…
彼女に会えなくなる、そう思って、暗くなってしまいそうな俺だったが、それを心の隅に追いやって、努めて明るく振る舞おうとしている、俺もいた。
店の前の灰皿のところに行き、彼女のお喋りを聞きながら、煙草を吸った。
二人とも吸い終わったところで、スーパーに入る…
彼女が買い物カゴを手にとった。
「一週間分の買い物するんだろ?」
「うん、そうよ」
俺は、買い物カートを取りに行き、彼女の持ったカゴを載せさせた。
「今日は、俺に荷物持たせてよ(笑)」
「どうも、どうも(笑)」
二人で店内を廻る。
「コレ美味しいかしら」
「あぁ、旨そうじゃん」
「あっ、アタシこれ好きなのよぉ~っ」
「そうなんだぁ、安いし買っちゃえば?」
「こういうのは、買ってすぐ小分けして、冷凍しとくといいのよねぇ~」
「なぁるほどねぇ~、主婦してるねぇ、勉強になります(笑)」
端から見たら、夫婦にでも、見えるのだろうか…?
彼女は、どんな気分なんだろう…?
少なくとも俺は、彼女とスーパーで、食料品を選んで廻る、ということに、喜びを感じていると思う。
「あ、やっぱりそこで止まった(笑)」
「え?どうして?」
「だって、体にいいから毎日のように食べる、ってよく俺にも勧めるじゃん(笑)」
「そうそう、アタシ毎日のように食べるのよ(笑)」
選んだ商品をカゴに入れていく、彼女の腕…
まるで白魚の…、などとクサイ台詞を、言い放つつもりはないが…
細い…
暑い季節になり、薄着になって露出が上がったからか、今までより以上に、細く感じる…
やはり、痩せたのかもしれない…
