
?…好き…?
第18章 買い物…
何度も聞いている、呼び出しのメロディ…
頼む…
出てよ…
「もしもぉしぃ」
良かった…
繋がったぁ…
「もしもし、今どこ?」
「うん?今?駐車場に着いた」
「良かった、まだ出発してなくて」
「どしたの?」
「どしたの?って…、今日、俺を乗せて行く気はありますか?」
恐る恐る訊ねた。
「うん、あるあるぅ、今日は買い物もしたいし、一週間分の買い物は、重いのよねぇ」
「今、荷物が重いって言った?もしかして、荷物持ちしろって言っちゃった?(笑)」
「ん?そんなことないわよ(笑)」
「いいよ(笑)荷物持ちするよ、そんなこと位しか、役に立てないからね、妊婦さん(笑)」
「いえいえ、そんな、ふふふ、それで、今どこに居るの?」
「○○○○○駅のコンビニに、もう来てる」
「うん、分かった、待ってて」
「は~い…、待ってまぁす…」
電話を切り、煙草を吸って時間を潰す…
しかしまぁ…
こっちが、こんなにヤキモキしてるっていうのに…
簡単に…
あっけらかんと…
『うん、あるあるぅ』
かぁ…
やっぱり、あの人に対して、深く考えること、ないのかなぁ…
煙草を吸い終え、コンビニを彷徨く。
俺が、電話をして、嫌なら出なければいい。
彼女は、電話に出た。
それでも、迷惑なら断ることだって、出来る筈。
気を遣って、断らない、と考えられないこともないが、彼女は、ハッキリとものを言う方だ。
今までだって、ウザイ…、ストーカー君…、俺が、悩んでしまう様なことだって、何度も言ってきた…
それでも、彼女は、俺と一緒に過ごす…
彼女は、そういう人なのだ…
割り切ればいい…
なのに、何故だろう…?
いつも、悔しくなったり…
苦しんだり…
だが、今日は何より
『うん、あるあるぅ』
そう明るい声で、彼女に言われたことで、全てが吹き飛んで行く…
頼む…
出てよ…
「もしもぉしぃ」
良かった…
繋がったぁ…
「もしもし、今どこ?」
「うん?今?駐車場に着いた」
「良かった、まだ出発してなくて」
「どしたの?」
「どしたの?って…、今日、俺を乗せて行く気はありますか?」
恐る恐る訊ねた。
「うん、あるあるぅ、今日は買い物もしたいし、一週間分の買い物は、重いのよねぇ」
「今、荷物が重いって言った?もしかして、荷物持ちしろって言っちゃった?(笑)」
「ん?そんなことないわよ(笑)」
「いいよ(笑)荷物持ちするよ、そんなこと位しか、役に立てないからね、妊婦さん(笑)」
「いえいえ、そんな、ふふふ、それで、今どこに居るの?」
「○○○○○駅のコンビニに、もう来てる」
「うん、分かった、待ってて」
「は~い…、待ってまぁす…」
電話を切り、煙草を吸って時間を潰す…
しかしまぁ…
こっちが、こんなにヤキモキしてるっていうのに…
簡単に…
あっけらかんと…
『うん、あるあるぅ』
かぁ…
やっぱり、あの人に対して、深く考えること、ないのかなぁ…
煙草を吸い終え、コンビニを彷徨く。
俺が、電話をして、嫌なら出なければいい。
彼女は、電話に出た。
それでも、迷惑なら断ることだって、出来る筈。
気を遣って、断らない、と考えられないこともないが、彼女は、ハッキリとものを言う方だ。
今までだって、ウザイ…、ストーカー君…、俺が、悩んでしまう様なことだって、何度も言ってきた…
それでも、彼女は、俺と一緒に過ごす…
彼女は、そういう人なのだ…
割り切ればいい…
なのに、何故だろう…?
いつも、悔しくなったり…
苦しんだり…
だが、今日は何より
『うん、あるあるぅ』
そう明るい声で、彼女に言われたことで、全てが吹き飛んで行く…
