
?…好き…?
第17章 会えない…
そしてまた、彼女の車の方へと戻る。
俺は、助手席のドアを開けた…
彼女は、好きなバンドのDVDを見ていた。
車を停めて、やっと映像を見ることが出来たからだろう、まじまじと見ている。
「ハイ、コレ」
果物とミルクティーを渡す。
「アナタもこれ見る?カッコカワイイ○○○君」
「ゴメン、今日やっぱりやめとく、風邪っぽくてさ…」
「ああそう、でも、ちょっと待ってて、私ついでに、色々支払いとかしてくるから」
「え?…あ…うん…分かった…」
今日はやめる、という俺の言葉を聞いても、彼女はどうとも思ってない様に、感じた…
正直、少しガッカリしている、俺がいた…
俺は、助手席でDVDを見ながら、彼女を待っていた。
暫くして、彼女が戻ってきた。
「お帰り」
「ただいま」
俺は、車から降りようと、思っていたが、彼女が話しかけてきた。
「なんで風邪なんて引くのよ、楽しい○○駅ドライブなのに…、残念…、ね~、残念だよね~、○○ちゃ~ん」
彼女は、お腹の赤ちゃんの名前を、もう決めていた。
お腹を触りながら、話していた…
楽しい○○駅ドライブ…
残念…
楽しみにしてくれていた…?
やっぱり…
多少なりとも、俺のこと、特別に扱ってくれているの…?
ちくしょう…
やっと…
会えたのに…
このまま…
○○駅まで…
乗って行きたくなっちゃうよぉ…
でも…
彼女に、風邪を移したくない…
妻も…
気になる…
「ゴメンネ、急に調子おかしくなってさ…」
何故だか、どうしようもなくそうしたくなって、彼女の膨らんだお腹を、撫でながら言った…
「風邪なら、マスクしなきゃぁ」
マスクをしていれば乗っていていいのに、そう言っている様にも、聞こえた…
俺は、助手席のドアを開けた…
彼女は、好きなバンドのDVDを見ていた。
車を停めて、やっと映像を見ることが出来たからだろう、まじまじと見ている。
「ハイ、コレ」
果物とミルクティーを渡す。
「アナタもこれ見る?カッコカワイイ○○○君」
「ゴメン、今日やっぱりやめとく、風邪っぽくてさ…」
「ああそう、でも、ちょっと待ってて、私ついでに、色々支払いとかしてくるから」
「え?…あ…うん…分かった…」
今日はやめる、という俺の言葉を聞いても、彼女はどうとも思ってない様に、感じた…
正直、少しガッカリしている、俺がいた…
俺は、助手席でDVDを見ながら、彼女を待っていた。
暫くして、彼女が戻ってきた。
「お帰り」
「ただいま」
俺は、車から降りようと、思っていたが、彼女が話しかけてきた。
「なんで風邪なんて引くのよ、楽しい○○駅ドライブなのに…、残念…、ね~、残念だよね~、○○ちゃ~ん」
彼女は、お腹の赤ちゃんの名前を、もう決めていた。
お腹を触りながら、話していた…
楽しい○○駅ドライブ…
残念…
楽しみにしてくれていた…?
やっぱり…
多少なりとも、俺のこと、特別に扱ってくれているの…?
ちくしょう…
やっと…
会えたのに…
このまま…
○○駅まで…
乗って行きたくなっちゃうよぉ…
でも…
彼女に、風邪を移したくない…
妻も…
気になる…
「ゴメンネ、急に調子おかしくなってさ…」
何故だか、どうしようもなくそうしたくなって、彼女の膨らんだお腹を、撫でながら言った…
「風邪なら、マスクしなきゃぁ」
マスクをしていれば乗っていていいのに、そう言っている様にも、聞こえた…
