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第3章 一年前




着替えを済ませて、下に降りて朝食を食べていると



ガチャ、
バタンっ!



入り口から入っては廊下からバタバタと上の階へ歩いて行く 音がした。



宮本かしら?



「奥様ですわ。」



何も聞いていないのに民江が呟いた。



これでも母も住んでいるのよね、あんな幻覚を見て以来怖いけど、あれはあくまでも幻覚なんだから、たまには母と食べるのも悪くないかもしれない。


よし、久しぶりに誘ってみよう。



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