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第3章 一年前




急いで庭を歩いていると別の方向に曇り硝子の温室を見つけた。


自分の家の庭なのに私はここまで知らないのかと呆れてしまっていたら、温室から宮本が出てきたので、慌てて大きな木に隠れた。



古い大きなスコップを持っていた。


温室の少し開いたドアの隙間から枯れ葉の山が見えた。



一体何なんだろう?


気になったが民江が部屋に来てしまうので隙を見て慌ててその場を去った。



降りるときはすんなりと降りれたのに、ロープを使ったことは無いのでなかなか登ることが出来ない。


ゆっくりと正面のドアを開けて部屋へなんとか戻ることが出来た。



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