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第3章 一年前




翌朝、
窓を開けると重い雲のかかった、太陽の見えない空は霧立った夜のように暗くて、澄んだ空気は この身を刺すかのように寒い冬を感じる天気だった。



天は私に光を与えてはくれないが、お墓が気になって仕方がない。


夜じゃなければいいんでしょう。



もし見つかって何を言われようと屈しない覚悟で意を決して1人で庭に出ることにした。



朝食が7時…
それまで戻ればいい。



玄関から出ると見つかるので、窓から出ることにした。



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