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第3章 一年前




「今後は危ないので勝手に外に出ないで下さいね。」



念を押すかのように言うのが、また疑問になるけれど、一先ず謝っては部屋へ戻った。




少しゆっくりしているとお手洗いに行きたくなったので、階段を降りて、民江の部屋を通りすぎると なかから声が聞こえてきた。




何の話をしているか分からないが、宮本と民江が言い争っている感じだった。



またバレてしまうと厄介なので、真っ直ぐお手洗いに行っては部屋に戻った。




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