テキストサイズ

第3章 一年前




食事中も気になったが病気の為に無理矢理喉を通しては薬を飲んだ。



病気のせいか、気になり過ぎてしまうせいか、食事は全く味がしなかった。



毎日、毎日、気になることがある。その度に"病気なんだから。"と自分にいい聞かし、食事の味がしない。


近頃は眠剤を飲んでも眠れなくなっていた。



近頃は宮本も民江も私に何か隠しているように感じてしまう。


先程の民江の態度といい…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ