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暗い少女は明るい少女?

第50章 紅い竜と蒼い光

「如月くんがね、柊一くんのこと心配してたよ。」

「如月…」

なるほど、それなら納得だ。
しかし…
紅が心配だ。
ゼミの時間の間、僕は上の空だった。
質問にもとんちんかんな答えをしていた。
間違えても怒られるような授業ではなかったが。

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