
暗い少女は明るい少女?
第50章 紅い竜と蒼い光
純のおかげで気持ちが少し晴れた僕は教室までやって来た。
すると中から声が聞こえる。
「紅くん、悪いけど…私ね、柊一くんの意見が正しいと思うわ。」
相沢さんの声だ。
「相沢さん、君も光兄さんの味方か?」
今度は紅の声だった。
「誰も光さんの味方だなんて言って無いでしょう?柊一くんだってどちらの味方なんて言って無かった。それで『裏切り者』だなんて…柊一くんが可哀想よ。」
「北条がハッキリしないから…」
「無茶苦茶よ。私たちに関係無いどうこうの問題以前に事情もまともに分かって無いのよ。」
すると中から声が聞こえる。
「紅くん、悪いけど…私ね、柊一くんの意見が正しいと思うわ。」
相沢さんの声だ。
「相沢さん、君も光兄さんの味方か?」
今度は紅の声だった。
「誰も光さんの味方だなんて言って無いでしょう?柊一くんだってどちらの味方なんて言って無かった。それで『裏切り者』だなんて…柊一くんが可哀想よ。」
「北条がハッキリしないから…」
「無茶苦茶よ。私たちに関係無いどうこうの問題以前に事情もまともに分かって無いのよ。」
