
いいから早く俺のものになれよ
第1章 入学、そして
ふりむくと
少し息を切らした
女が俺を見上げている。
俺と同じ学校の子だ。
学年章を見ると
ひとつ上だった。
「どうしましたか?」
俺が返事をすると、
「もう、淳也!
あたしとのデートなんだから
そんなダサいやつ
ほっとこ?」
確かにダサい。
スカートも
昔のスケバンか
ってくらい長いし
メガネに
髪の毛はきちっと分けた
二本結び。
ザ・優等生って感じ。
女は急いで続けた。
「あ、あの。これ、
ベンチに忘れてました!」
そう言って俺の携帯を
地面に置くと
走り去った。
・・・なんで地面におくんだ。
俺はおかしくて笑った。
「淳也がわらってる・・・。」
美幸が驚いていた。
「なぁに、俺だって笑うさ。
てか、助かったな。
今度お礼言わなきゃだな。」
「お礼なんかいいじゃん!
てか、
女とあんまり関わらないで!」
「はいはい。
やきもちやいてるの~?
かわいいね~。」
そう、頭をよしよし
しながら歩いて・・・
少し息を切らした
女が俺を見上げている。
俺と同じ学校の子だ。
学年章を見ると
ひとつ上だった。
「どうしましたか?」
俺が返事をすると、
「もう、淳也!
あたしとのデートなんだから
そんなダサいやつ
ほっとこ?」
確かにダサい。
スカートも
昔のスケバンか
ってくらい長いし
メガネに
髪の毛はきちっと分けた
二本結び。
ザ・優等生って感じ。
女は急いで続けた。
「あ、あの。これ、
ベンチに忘れてました!」
そう言って俺の携帯を
地面に置くと
走り去った。
・・・なんで地面におくんだ。
俺はおかしくて笑った。
「淳也がわらってる・・・。」
美幸が驚いていた。
「なぁに、俺だって笑うさ。
てか、助かったな。
今度お礼言わなきゃだな。」
「お礼なんかいいじゃん!
てか、
女とあんまり関わらないで!」
「はいはい。
やきもちやいてるの~?
かわいいね~。」
そう、頭をよしよし
しながら歩いて・・・
