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いいから早く俺のものになれよ

第1章 入学、そして

校門で待つ・・・。

俺は別に待つことは苦ではない。

何も考えずに
校門の近くのベンチに座っている。

先輩方が部活をしている。

…部活か。

中学時代は
バスケをしながら
陸上の勧誘を受けて
駅伝を走ったりしていた。

高校は何に入ろう・・・。

そんなこと考えていると
校門に美幸の姿が見えた。

キョロキョロしているから
俺を探しているんだな・・・。

直接の時は優しくしてやる。

これが俺らしい。

腰を上げ
美幸の方へ歩いって行った。

美幸が俺に気づき
嬉しそうに手を振る。

笑うと可愛いかな。

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