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FREE BIRD

第39章 背徳の上の想い

…誠side…

ホテルの傍まで戻ったのに、美穂さんは急にアイスクリームが食べたいと言い出し、タクシーを降りた。


アイスクリームを食べ終え、歩きながらホテルに戻る途中とうとう雨が降ってきた。


雨は直ぐに激しくなり、僕は美穂さんの手を掴んだ。


「走ろう」


僕達は激しい雨の中走ってホテルの入り口まで来た。

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