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やたらと長く感じた最終授業も終えて、
水瀬の娘達との待ち合わせまで時間があったので
一旦解散の後に
また夜待ち合わせになった。

緊張するだろうけど
居酒屋で酒も入るし
どうにかなるだろうと
腹を決める。

「帰るのか？」

「う～ん…」

正直
待ち合わせ場所まで
家からだと
微妙に遠いから面倒臭い。

特に汗とかもかいてなかったりするけど…
やっぱり女の子と会うんだし、
せめてシャワーくらい浴びときたい
気もする。

「待ち合わせ場所まで近いしうち来れば？」

「いいのか？」

「シャワーくらいなら使っていいけど、服は無いぞ？」

「服はこれでいいし…お邪魔しようかな」

雅樹の部屋から来て、
雅樹の部屋に帰るって…
一緒に暮らしてるみたいだなぁ
と呑気に思いながら
歩き始めた。