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笑顔の空。

第2章 切欠 ‐きっかけ‐

「は、はぁ…」



やっばい。



この人とこの距離とか無理だわ…




こんの美形め!!


良く小説とかでみるよね。




顔は良いけど性格は最悪っていう



ありきたりな良くあるパターン。



ってか、鼻が付きそう…。

この距離。


私、赤面してるかも//

きょどってるだろうな…。

いやいや、イケメンに壁ドンされたら誰だってキョドるよね、


『お前、ウケる…』

笑いを堪えるようにして

私から少し離れる。

多分、私は1人百面相をしていた。



『お前、男知らなさそう。』


「はぁ…!?知ってますけど!?」


はぁ…。
言ってすぐ後悔…。


『多分、お前が言ってんのイミ違うわ』



爆笑しだした優輝とか言う奴。


『あのさぁ、アンタ、男と付き合った事ある?』



「あ、あるわよっ、そんくらいっ…!」


『ふぅーん、あっそ。じゃあ、セックスは?』


露骨に顔を背け、赤くなった私に優輝とか言うやつは


ニヤッと厭らしく笑った。

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