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笑顔の空。

第2章 切欠 ‐きっかけ‐

『は?まじかよ……』


思いっきり顔をしかめる……誰だっけ?

聞いてないじゃん!

私のバカ!

「あの、誰ですか?何なんですか?」




『あ?あー、言ってねぇか』


そしてさらに近寄ってくる男の子。



『俺、優輝っつーんだけど。覚えてない?』



え。知り合いだったの?


でもまぁ、


「知りませんけど」



『ふーん、あっそ。まぁ、適当に聞いたから?知ってるはずなんてないけど』



あー、私この人嫌いだわ。



『あ、そうそう。俺、お前の一個上だから。今17な』




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