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笑顔の空。

第3章 恐怖 ‐きょうふ‐

「拒絶反応。やっぱそーか。まだ言わない方が君のためらしいね。」

ははっと笑い、絡司時雨はその場を去った。


「やっぱ知り合いか。」
優輝さん、起きてたんだ…。

「嫌な奴だったんだな、お前に拒絶反応起こさせるとか。俺からしたら楽しくて仕方ねぇけど」

上目遣いで私の顔を見る。

ドキッ…。

うわぁぁぁ…

ドキッて何だよ自分~~~~!!

そうだ!! 久しぶりにイケメンなんて見たからだ!!

って優輝さんはいつも見てるじゃんかぁー!

「クク…あはは、ははは」

えっ…、ちょ、なんで優輝さんお腹抱えて笑ってるんだろう。

「おま、顔面白すぎ!!」

かぁぁぁぁぁ///

わ、私まさか、また優輝さんの前で百面相をッ?!




って…!!

いやいやいやいや!!

絡司さんの事考えてたのにっ…!!

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