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笑顔の空。

第3章 恐怖 ‐きょうふ‐

え、ちょ、なにこれ。




耳がつんざk『時雨さまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』





時雨…?



どっかで聞いたことあるな……。



誰?




「っつ−…!!」



頭に激痛が走る。



思い出すことを拒んでいるのだろうか。



私の異変に気づいたのか



今まで黙っていた優輝さんが口を開く。



「…どうした?アイツ知り合いなのか?」




いや、違う。




「知り合い」の一言で表せれる関係じゃなかった





「分かんな、い…」




「っおい、美歌!?」





−−−−−−−−−−−−


そこから意識が無かった。





気付けば、保健室のベッドにいた。




隣には、優輝さんがベッドの端に顔を埋めて眠っている。

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