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表は変人、裏は変態

第3章 先生

「起きたみたいだね。
 じゃあ、早速ここに連れてきた理由を教えようかな?」

ニコッと先生はあたしに笑いかける。

誘拐みたいなことされてるのにこの笑顔にドキドキする。

すごく・・・あたしは優しい笑顔に弱い!!

「先生・・・その笑顔反則」

「知ってる」

知っててやってるんだ。

たちが悪い。

「じつは若松が優しい笑顔に弱いの知っててやってるんだよね」

どういうこと?

なんでしってるの?


優しい笑顔に弱いなんて、先生にいったことない。

ていうか、あたしの親友2人と、セフレの人たちだけしか知らないはずなのだ。

「どうしてって顔してるね。
 じつは秀と友達なんだよ」

秀・・・SEX相手の人だ。

「俺も男だし秀とエロい話をするんだよ。
 そしてお前のことをきいた。
 まさか、あのネットで有名な中学生が若松だとは思わなかったよ。
純粋そうにしていて意外と変態だったんだな」

どうしよう。

停学とか、退学とか、とにかく処分うけるかな?


こういうことしてはいけないはずだし・・・。

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