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真っ赤な家庭

第3章 取調室




またハサミ…


確かに大きいけど布切り用のハサミで背中から心臓に1突きだった。








玄関には血痕とロングヘアーの鬘が落ちていた。







やはり本当の夫人では無かった。






遺体は今まで自分達と会話していた者だった。








本当の夫人は地下のワイン倉庫でミイラ化して椅子にくつろいでいた。








海外にいるこの家の主人に連絡することにしたがつながらない。


主人も一体何処にいるのか分からなかった。


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