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真っ赤な家庭

第3章 取調室



署に戻りタオルで髪を拭きながら


「あの社長怪しいですね、リフォームは1週間ぐらいしか経っていないのにもう処分されているっておかしいですよ。」


「確かにおかしいが、リフォーム会社に聞いたら処分日がたまたまその日だったんだろ。」



何もつかめなかったストレスで煙草を吸ってしまった。


「あー、まじぃ。」


「パッチ付けてたからですよ、やっぱり吸いましたね。」


「ほっとけ。」





イライラが頂点に達していた。



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