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甘いキスを永遠に

第73章 知らない方がいい

「海、お母さん寝るけど、夜食いる?」


ドアを開けると海は勉強していた。


後ろ姿が元哉そっくりだ。


「いらない、俺ももう少し勉強したら寝るし」


「そう、頑張ってね」


私はドアを閉め、心が痛んだ。


私なにやってんだろ…


夏木さんはお客様。


そう割り切ろうと決めた。

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